関東第一高等学校ITCクラブ室イメージ
トップページのイメージを刷新しました。
2010年8月3日(火)
記:鈴木専門指導員
  前回はモンブランを撮影場所の違う2点の写真でご紹介しました。
  モンブランはフランス語で、日本語に訳すと「白い山」、イタリアでも同様の意味のモンテ・ビアンコ と呼ばれています。
  遠くから見れば「白い婦人」と別名を持つヨーロッパアルプス最高峰の崇高で美しい山ですが、近くで見れば悪魔の山と恐れられるだけあり、大変険しい山です。
  「高い目標に到達するためには数多くの障害がある」ことをメッセージとして写真に込めました。
  今回は、趣を変え有望漫画家が描いたイメージ・イラストを掲載しました。
  ご本人から制作イメージと談話を伺いました。
  始めまして、星奈です。
  「この作品は、少女から大人へ移り変わる時の複雑な心象風景をイメージして描いたものです。
  私にとってこのイラストが、自分の他の作品と違うのは、創作者への課題作品だったことです。
  当時、私は詩のサークルに在籍していました。
  サークルでは「作品を見て感じたイメージを元にして会員が詩を書く」という試みを行っていました。
  イメージの共有やイメージのキャッチボールを意識した作品です。
  そのため、作品の中にはイメージを膨らませられるように、多数のモチーフを取り入れています。
  受け取る側で、イメージは多様に変化します。
  この時は、印刷物として作品を黒インクで表現しましたが、パソコンのある現在は色に変化を付けてイメージを変えることが容易にできます。
関東第一高等学校のITCクラブ作品a
関東第一高等学校のITCクラブ作品b
関東第一高等学校のITCクラブ作品c
  皆さんはどのようなイメージを感じますか ?