ITC生徒会員 第1回異業種交流会参加レポート |
2011年12月05日(月)
記:鈴木専門指導員
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ITCクラブでは校外学習として異業種交流会に参加しました。生徒会員が始めて見る社会人の集いに、何を感じ学んで頂けるのか不安な気持ちもありました。
初回は雰囲気に慣れるのが精一杯だろうと予想していましたが、「案ずるより生むが易し」。次回も歓迎される態度と共に後片付けも最後まで手伝ってくださり、主催者も感心していました。 二人が素晴らしいレポートをまとめてくださいましたので、ご紹介いたします。
開 催 日 : 2011年11月22日(火曜日)
開催時間 : 午後6時から7時45分 会 場 : 社団法人品川法人会 主 催 : 株式会社アイユーブライトセンター 参加会員 : ITCクラブ コネモ、事業化 以上2名 ・ ・ ・ ・ ・
H23年11月22日、この日、京浜急行の青物横丁駅にある社団法人品川法人会にて記念すべき第1回異業種交流会が開催された。 会場に近付くにつれ、不安も大きくなっていったが、会場となるビルの入り口でITCクラブの指導員である鈴木氏が手を振りながら出迎えてくださったのを見ると肩の力が抜けていくのを感じた。そもそも、今回の参加のきっかけを作ってくださったのは鈴木氏なのである。私達二人は鈴木氏に軽く挨拶を済ませた後、ビル内へと足を進めるのであった。 会場は、普段は会議室として使われているのだろう。椅子や長机が並べられていた。人もちらほらと増えだしその雰囲気も手伝って、いよいよと思っていると始まりは私の考えているよりも、ずっと軽いもので始まった。「それじゃ、集まった人たちから始めましょう。」この言葉である。 集まった、いかにも社会人の皆さんは、部屋の中央に置かれた机の周りに椅子を持って集まり始めた。およそ15人位いた中に女性の方を3人確認することができた。皆さん堅い話になるかと思ったが、全くそのようにはならず、むしろ乾杯の合図の後(私達はジュースを頂きました)、皆さんアットホームな感じにくつろぎながら談笑が始まった。もちろん、高校生という立場の私達を気遣ってくださったのもあるだろうけども、私はその光景に少し安堵したのを良く覚えている。 それから、幾分もしないうちに今回が初めての交流会ということで、それぞれの自己紹介が始まった。話を聞いていくとなるほど実に様々な職種の方々集まったのだなと改めて思った。人事、アパレル、出版社、不動産、印刷、保険、etc…etc…。 集まった人数と同じくらいの職種の数。それは、確かにこの会が業種と業種の枠を超えて交流できる会であった。私も話を聞いていると、「このような、機会はあまりないから参加した。」というような内容の話が聞こえてきた。私は、このような場が増えることは、今後とても重要だな、と感じながら機会が無いと言う現実も記憶した。 自己紹介の後、フリータイムとしてそれぞれが興味を持った方と直接お話をする時間が設けられた。 私たちに話しかけてくださった方の中に、法政大学を卒業した方がいた。その方は、「一度、海外へ行ってみなさい。日本の本当の良さがわかる。日本人は海外に行かない限り能力は進化しない。」と 言われていたのが印象的だった。 私達は社会勉強でしたので名刺交換は行いませんでしたが、いろいろな人から大学の選び方や人生の歩み方を教えていただき、本当に勉強になりました。 参加者の年齢層は、20代から70代だと言う。職種だけでなく、年齢も幅広いことが様々な意見や経験の話もできる要因の一つなのだろうと思った。交流会ということで自己紹介の合間に休憩と題して名刺交換会をしている光景も強く印象に残った。 今回は、このような内容で会はお開きとなった。次回は、セミナーやイベントもやるということなので、より濃い内容の交流会になるだろう。ぜひとも、次回も参加させていただきたい、と思った。私は積極的にこのような場に参加し、自ら学び、経験し、いずれ出ることになる社会で、力に変えられる「機会」にしていきたい、そう思いながら帰途についたのである。 最後に、参加許可をくださった、株式会社アイユーブライトセンターの黒田専務、誘ってくださった鈴木指導員、そして何より学校という組織からの許可を出してくださった学校関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。なにとぞ、次回もよろしくお願いしたく存じます。 以上
■ 指導員からのひと言
私にとって異業種交流会に学生をご案内することは初めてでした。良い経験になるのか未知数な所もありましたが、暖かく迎え入れてくださった黒田専務と参加者の皆様に厚く御礼申し上げます。
そして何より嬉しかったことは、慣れない世界にも臆さず、自然に溶け込んで行った生徒会員の礼節のある振る舞いでした。人に可愛がられることは成長するためには必須です。文面の細やかさからも分かる通り、参加姿勢に向上心と心使いを感じました。 後日談ですが、若者の参加に刺激された方もいらっしゃったそうです。年齢こそ離れていますが、社会に生きる者同士としてお互いに良い刺激を与えられれば、開催意義が一つ達成できたのではないかと思います。 以上 |