ホームページを制作するために必要な知識として、ホームページのデータ量を考えることが大切です。
ホームページを皆さんのパソコンで見ることができるのは、ホームページのデータを納めたサーバーから皆さんの所にデータが届くからです。データが送られて来る速度を回線速度と呼びます。回線速度が早いほど一定時間内に送られて来るデータ量が多くなり、パソコンの画面に早く表示が完了されます。10年前と比べるとその量は格段と増し、データ量が膨大な動画データさえも見ることができるようになりました。
しかし、無頓着に作ったホームページはデータ量が多くなり、表示され難くなるため、見る側に迷惑をかけてしまいます。携帯端末を利用してホームページを見る方にとって、このデータの量は重要です。
制作用語として、データ量が少ないコンテンツを"軽い"、多いものを"重たい"と表現します。電子メールでも、添付ファイルが付いていると受信がなかなか完了しません。このような時は、「データが重い」と言われます。
ほとんどの場合、サイズを支配するのは画像データです。デジタルカメラで撮影した画像をそのまま使うと、なかなか表示しません。見る人のパソコン環境を考えて、内容に適したサイズと圧縮を考えて制作しましょう。