四コマ漫画 「子羊」 掲載 |
2010年8月20日(金)
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記:鈴木専門指導員
プロのように面白い長編が描けたら素晴らしいでしょうね。
長編を描いた後は、きっと大きな満足感を得られるでしょう。 私が最初に描いた作品は40ページで、約2ヶ月掛かりました。 後で読み返してみるとエピソードは貧弱、大きな流れだけで人間が全く描けていませんでした。 読者は最初の数ページで読み飛ばしてしまうでしょう。 私は2ヶ月という長い時間を有効に使っていなかったようでした。 雑誌に掲載されている漫画は基本的に4ページの倍数です。 プロは与えられたページの中に、綿密に計算されたコマ割で作品を仕上げます。 鍛えられた頭の中では、すぐにイメージで割り振れるからです。 漫画に限らず物語は「起承転結」が重なって出来ています。 その縮図である四コマ漫画は漫画を描くための基本であり、様々なトレーニングになります。 貴方も、私と一緒にトレーニングをしてみませんか。 四コマ漫画は難しいものだと思います。 シンプルゆえに奥が深い。 私自身、今もって満足のゆくものは描けません。 他者の作品から学び、目と頭と心を鍛えるしかないと思います。 四コマ漫画には大きな長所があります。 一つの作品を素早く仕上げ、反省し、新たなチャレンジを試みることができます。 慣れてきたら1ページ、4ページ、8ページと増やしてみるのも良いでしょう。 複線を張ることで、物語りはさらに面白くなることでしょう。 日記を書くように一日何本と目標を決めましょう。 日々の生活からアイディアを見つける目を養うことが、良い創作の秘訣ではないかと思います。 それは漫画に限らず、貴方が何かを表現しようとした時、きっと大切な事を気づかせてくれると思います。 四コマ漫画提供 鈴木 朗
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