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都電荒川線レポート
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都電荒川線と言えば、最後の都電の路面電車であることを知らない人は少ないのではないだろうか。チンチンと独特のベルの声をあげてから走るその姿に人々から「チンチン電車」の愛称で親しまれてきた路面電車である。東京の街を人々の足として働いてきた路面電車の歴史は長い。
都電荒川線の歴史
時は、明治15年の6月にその前身である東京馬車鉄道会社(後の東京電気鉄道会社)による鉄馬車が新橋~日本橋間を走る。それから明治28年2月京都に京都電気鉄道による日本初の路面電車が誕生した。東京では明治36年に相次いで二社が路面電車事業の名乗りをあげて三社競争時代に突入。三社の路線は合計で63キロにも達したと言う。当時の料金は三社とも3銭と庶民的で当時から人々に身近で会ったことがうかがえる。明治39年に三社は東京鉄道株式会社として合併し明治44年に東京市が同社を買収。この時「東京市電」になる。さらに時は流れ、震災や陸上交通調整法を経験し路線バスの登場の影響も受けながらも、見事に復旧。昭和18年に都制が施行され東京市は東京都になり路面電車(東京市電)もこの時「東京都電」になった。昭和20年戦災により壊滅的被害を受けながらも懸命な復旧作業により、その後には都電の最盛期を迎える。そして、現代にいたるまでに都電の役割は路線バスや自家用車がとって代わり、道で立ち往生する都電は次第に邪魔扱いされその姿を消していった。そんな東京の人々の古き良き友の姿は現在上記の通り都電荒川線一本となった。たった一本となってしまっても元気に一日約6万人を運ぶ姿は落ち込み気味の日本と我々を励ましているように見えるのは私だけだろうか・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
動画編集を行った感想
ITCクラブ会員 ミニカ
この動画は電車が停車場に接近する所から始まるのですが、元の動画には警笛の音は入っていませんでした。私は電車が停車場に進入する際には警笛が鳴っている方が良いと感じたので、別の動画から警笛の音声を抜き出して取り入れました。それから都電らしさを出す為に電車が発車する時のチンチンという音も入れたかったので、別の動画から音声を抜き出して取り入れました。 この時に元の動画の音声は不必要になったり必要な音声の邪魔になったりしたため、元の動画の音声を消しました。その代わりに挿入した音声は実際に電車に乗った際撮った動画の音声を使用しています。この動画をご覧になる際はぜひ音声にも注目してみて下さい。
     
 
路面電車は、エコでクリーンな乗り物として現在見直されている。
~路面電車は、エコでクリーンな乗り物として現在見直されている。代表市(日本)広島~

利点

・地上から乗れて高齢者や幼児が利用しやすい。
・定時性があり、ほぼ予定時刻に付ける。
・建設費用が安く済む
・すでにヨーロッパでは都心部商業活性化のために復活している路線有り。日本は現在計画進行段階。

ベルの意味

初期は車掌が運転手におくる合図だったので表記
走行中電車が停留場に近づいたとき「チン」と1回鳴らせば「降客があるため停車せよ」または「停車する」
「チンチン」と2回鳴らせば「降客がないので通過しても良いか」または「良い」
停車中に「チンチン」と2回鳴らした場合は「乗降がすんだので発車しても良いか」または「良い」
「チンチンチンチン」と3回以上の連打は「直ちに停車せよ」または「停車する(非常停車)」