5W1Hを身に付ける (新聞記事の切抜きと整理から学ぶ)
私が担任をしている工業科1年1組の取り組みとして新聞の記事を切抜き、教室内の模造紙に毎日貼りました。この一年間の実施成果を報告させて頂きます。
- 期間
- : 平成23年4月~平成24年3月
- 場所
- : 工業科1年1組教室内
- 活動内容
- : 東日本大震災に関る新聞記事を各自で探し、選び、切抜き、模造紙に貼る
- 目的
- : 新聞を読み世間の情報を知り、そして文章の構成、表現、語彙などを勉強する
- 結果
- : 考察と生徒の感想
考察
新聞切り抜きという作業を通して、生徒は多くの勉強ができました。一年間を通して見ると継続性には個人差がありましたが、
協力し合い作り上げる事ができました。更に、友人の掲示物を考察する事により、多くの生徒がこの作業の大切さを学ぶ事ができました。
学んた事は、以下の通りです。
・ 情報の選択と整理の大切さ
・ 文章の構成、語彙と表現を学ぶ事
・ 継続による情報の積み重ねと状況の変化
・ 生徒それぞれの興味の発見
以上
生徒の感想
私は、約1年間ですが、新聞記事を読み、記事を切抜き貼り続けました。最初は軽い気持ちで貼っていましたが、うっかりして忘れると『しまったやらかした』と思い、気持ちを入れ替えて取組みました。
記事を貼ることによって沢山の情報を得ることが出来ました。一番印象に残った記事は、被災地の花火が打ち上げ中止になった記事でした。私は江戸川の花火を観て育ちました。花火はいつ見てもとても感動しました。被災地では、その花火が中止になったという事を知り寂しい気持ちになりました。楽しみにしていた方も同じ気持ちだったのではないかと思いました。
これからも自分で決めた習慣は継続しようと思いました。
以上
表題に書かれている『5W1H』とこの活動とは、どの様な関連性があるのか。それは、新聞の記事は必ず『Who・What・When・Where・Why・How』の内容で書かれているからです。
これは文章の基本ですが、習得するためには練習が必要です。もちろん教科書や本を読むことは大切ですが、新聞ほどその場に合った教材は無いと思います。新聞にはありとあらゆる情報が書かれています。その中から情報を選び整理する事によって、進路活動の準備にもなります。私は生徒達に『生きる力』を身に付け て頂きたいと思い実施しました。
以上
- 職業選びを準備しよう
- 桑原が考える高等学校教育
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- 将来の日本のエネルギー源は何...
- ロボット イン ロマンス
- 内尾先生の夢のように僕も輝く
- 夢をかたちに ~夢を語る~
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- 言葉の壁はコミュニケーションで!!
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- 東京大学准教授 小柴先生講義資料
- 東京大学准教授による出前講義
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- 5W1Hを身に付ける
- 調査結果の考察が個性を磨く
- 力の源は真心から!!
- 新年快楽!!
- 2011年東京モーターショー見学
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- ボランティア活動に参加
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- 画像処理 写真合成の実践